もどる

    かけはし2015.年6月8日号

1万5千人が国会完全包囲!


5.24辺野古新基地建設断念せよ

沖縄県民大会代表が訴え

安倍政権は民意に従え


 五月二四日午後二時から、「止めよう!辺野古新基地建設 許すな!日本政府による 沖縄の民意の圧殺を! 5・24国会包囲ヒューマンチェーン」が主催:「5・24首都圏アクションヒューマンチェーン」実行委員会で行われ、一万五〇〇〇人で国会を包囲し大成功した。
 最初に、野平晋作さん(ピースボート)が「沖縄の民意は各選挙で明らかになっている。5・17県民大会には三万五〇〇〇人が集まった。今度はわれわれが意志を示す番だ。全国各地で同時集会を行っている。新基地建設を絶対に阻止するとともにオスプレイ配備も撤回させる」と実行委を代表してあいさつした。

埋め立ては絶対
にさせない!
沖縄から参加した国会議員などがあいさつした。5・17県民大会共同代表の稲嶺進さん(名護市長)が次のようにあいさつした。
「民主主義を否定し、圧殺する行動が繰り広げられている。キャンプ・シュワブゲート前で、暴力で座り込みが排除されている。まるで敵国民のような扱いだ。埋め立て工事が順調に進んでいるように見せているが単なるパフォーマンスだ。埋め立ての調査のための作業には名護市長の了解が必要だが項目の一つもクリアできていない。前知事が承認した埋め立て作業をしているが本工事をするためには改めて知事が承認しなければならない。それは不可能で絶対にできない。全国からの支援があるから地元でがんばれる」。
「集団的自衛権行使など閣議決定し、法律が変えられようとしている。この動きは辺野古基地建設と連動している。戦争するために成立させようとしている。5・17止めよう辺野古基地建設県民集会は三万五〇〇〇人が集まり大成功した。五月二五日、官邸などに決議文を渡す行動を予定している。新基地建設は絶対にできない。あきらめてはいけない。ウチナンチュウは孤立していない。勇気と希望を与えている。手を取りあって、スクラムを組んでがんばろう。勝利を勝ち取るまで皆さんの力をかして下さい。進んでいく道を確かなものにするためにがんばろう」。
高橋哲哉さん(哲学者)の発言、オリバー・ストーン監督のメッセージが紹介された後、沖縄選出の国会議員が発言した。

今こそ米国の
責任も問うべき
仲里利信さん(衆院議員)は、教科書沖縄検定反対実行委員会の実行委員長を行ったことがあり、沖縄戦の経験を忘れないと、自らの体験を明らかにし、沖縄ばかりでなく、六月には長野をはじめ四つの講演会を本土で行うことを明らかにし、最後まで闘うと決意表明した。
玉城デニ―さん(衆院議員)は「四月に米国に行き、沖縄の生の声を伝えてきた。今でも土の中から骨が出てくる。米国にも一方の責任がある。米国が教えた平和と民主主義で、基地は受け入れない」と話した。
照屋寛徳さん(衆院議員)は「海兵隊が戦争をするために新しい基地を作ろうとしている。キャンプ・シュワブ前で命がけで闘っている。創造的闘いを」と訴えた。赤嶺政賢さん(衆院議員)は「安倍政権は日米同盟を優先し、民主主義を踏みにじっている。翁長知事はあらゆる手段を駆使して基地建設を阻止すると宣言している。世論調査でも反対が増えている。辺野古基金に寄せられたカンパの七割は本土の人だ」と闘えば勝てると檄を飛ばした。
糸数慶子さん(参院議員)は「一九九五年少女暴行事件に対して、沖縄の闘いが燃え上がり、普天間の閉鎖が決められた。この原点に返るべきだ。沖縄には自己決定権・生存権がないのか。人権を踏みにじっている状態が続けば独立も視野に入れて動いていく。すべての基地の返還を。オスプレイが落ちても安全だと言う安倍政権こそ危険だ」と語った。
沖縄議員懇談会の阿部知子さん(衆院議員)、福山真劫さん(平和フォーラム)、東京全労協久保事務局長、解釈で憲法を壊すな実行委の小日向さん(出版労連)がそれぞれ自ら抱える課題を報告しながら連帯のあいさつを行った。
午後三時過ぎに、国会前正門の横断歩道を沖縄選出国会議員を先頭に横断幕を掲げて、国会包囲行動を二度にわたり行い、国会はヒューマンチェーンで完全に包囲された。「辺野古に基地つくるな! 埋め立てをするな 高江に作るな オスプレイ配備を撤回しろ」のシュプレヒコールが何度も繰り返された。(M)

5.24国会包囲に連帯し大阪行動

三〇〇人でデモを実現

辺野古アクション実行委

 【大阪】辺野古新基地建設に反対する国会包囲行動が行われた五月二四日、包囲行動に連帯する集会が大阪西梅田公園で開かれ、三〇〇人の市民が参加した。辺野古アクション実行委員会が呼びかけた。
 服部良一さん(辺野古アクション世話人、元社民党衆院議員)がアピールをした。
 「明日、総理官邸、防衛省、外務省に沖縄の要請行動がある。五月一七日の沖縄県民大会に参加したが、同日行われた大阪市の住民投票、勝ってよかった。県民大会は、マスコミでは三万五〇〇〇人と言われているが、舞台の裏側にも人がいっぱいいたし、屋外にも人がいっぱいだった」。
 「翁長雄志知事からは、あらゆる手法を用いて、辺野古に基地はつくらせない。その公約の実現に向け全力で取り組んでいくという表明があった。沖縄は自ら基地を提供したことは一度もない。問題の原点は、米軍に土地が収用されたことにある。辺野古が唯一の解決策というのは、政治の堕落だ。先日の日米首脳会談でも、仲井真前知事が埋め立て承認の条件とした五年後の普天間基地の運用停止の件は全く触れられていない。オスプレイが今、全国に配備されようとしているが、これはまやかしで、必ず一〇〇機クラスのオスプレイが嘉手納に来る、と言われた」。
 「この県民大会を受けて、翁長知事は、二七日からアメリカ、ハワイを訪問する。沖縄県は、今年に入って、ワシントンに沖縄事務所を開設した。沖縄県として直接訴えていく決意だ」。
 続いて、京都(沖縄につながる京都の会)、神戸(辺野古の海に基地をつくらせない・神戸行動)、奈良(沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会)、大阪(辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動)からアピールがあった。
 最後に、翌日(5月25日)外務省大阪分室、近畿防衛局への要請行動が呼びかけられた。集会後、大阪市役所女性像前までデモが行われた。     (T・T)


もどる

Back