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    かけはし2015.年9月7日号

国会正門前・周辺に12万人の大結集


戦争法案廃案 安倍政権打倒へ

全国 各地域で共同行動が拡大

広がり深まる共感を基礎に追撃を


8.30

国会包囲行動:「沖縄連帯エリア」

辺野古新基地建設阻止へ

戦争法案廃案と結びつけよう


米軍基地はどこ
にもいらない!
八月三〇日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は、「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人 全国一〇〇万人大行動!」を国会議事堂周辺、霞が関で行った。国会エリア、日比谷エリアは、人で埋め尽くされ一二万人が参加した。さらに国会包囲と連動して全国の集会・デモが一〇〇〇カ所以上で行われ、八・三〇行動は成功裏にかちとられ、戦争法案廃案!安倍政権退陣!にむけて大きく踏み込んだ。
実行委は、国会包囲行動の一環として日比谷公園「かもめの広場」で沖縄・辺野古新基地反対エリアを設定。集会は、午後二時、「戦争法案絶対反対!今すぐ廃案!沖縄・辺野古新基地・高江ヘリパッド反対!」のシュプレヒコールで始まり、次々と発言が行われた。
近藤昭一衆議院議員(民主党/立憲フォーラム代表/沖縄等米軍基地問題議員懇談会・会長)は、「戦後七〇年、平和を作り、行動してきた。今、ここに平和の道を作るために集まっている。辺野古に基地はいらない。米軍基地はいらない。安倍政権の道は間違っている。皆さんとともに頑張っていきたい」とアピール。
井上哲士参議院議員(共産党)は、「参院安保特別委員会で審議が始まって一カ月、まだ六三時間だ。しかし政府は、野党の追及に対して行き詰まり、審議中断が七七回も発生している。安倍首相が掲げた日本人を乗せた米艦防衛を中谷防衛相が否定し、ホルムズ海峡機雷封鎖もイランの安保責任者が否定した。つまり立法根拠がことごとく瓦解しているからだ。日米共同実戦訓練を押し進め、自衛隊は暴走している。フリーハンドの戦争法案を絶対に成立させてはならない」と訴えた。
吉川元衆議院議員(社民党)は、「今朝、NHK討論があり、与党は参議院強行採決か、衆院で再議決可能となる『六〇日ルール』を適用してでも成立させると表明した。戦争法案はいいかげんだ。だから核兵器もクラスター爆弾も輸送できる。ミサイルの補給もできる。政府は、そんなことは想定していないと否定するが、集団的自衛権行使を閣議決定した内閣を信用することはできない。主権者である国民の六割が戦争法案は憲法違反と言っているのに全く無視しているのが安倍政権だ。廃案にむけてさらに頑張ろう」と発言した。

ヘリ基地反対協
安次富さんの檄
安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会共同代表)は、「沖縄でも『戦争法案廃案!辺野古新基地建設断念!安倍政権退陣!8・30沖縄大行動』(止めよう戦争法案!守ろう9条!実行委員会/与儀公園多目的広場)のデモがある。各新聞に辺野古基地反対の意見広告が掲載される。日本政府との全面対決を皆さんに伝え、支援を訴えたい。すでに戦争法案を先取りして自衛隊は米海兵隊と共同訓練を行っている。八月一二日の米軍ヘリ墜落事故で自衛隊が参加していることが明らかになっている。われわれが知らないところで戦争訓練が繰り返されている。辺野古基地建設は、環境を破壊し、新たな戦争基地だから反対しなければならない。巨額な予算を基地建設のために使うのではなく、三・一一以降厳しい生活をしている東北の皆さんに使うべきだ。辺野古基地・高江ヘリパットを建設させないことと、戦争法案を廃案に追い込む闘いは一体だ。反TPP、原発再稼働阻止の闘いとも結びつけ安倍政権を打倒しなければならない」と強調した。
さらに日本弁護士連合会憲法問題対策本部、NGO非戦ネット、女の平和、WE21ジャパン、 石埼学さん(龍谷大/憲法学)、戦争法案に反対する高知県学生の会、沖縄環境ネットワーク、国際環境NGO・FoE Japan、辺野古リレー、グリンピース・ジャパン、日本国際ボランティアセンター 、辺野古座り込みの仲間などから力強い発言と廃案に向けた決意表明が行われた。
最後に内田雅敏さん(戦争をさせない一〇〇〇人委員会事務局長)が集約し、政府・与党による戦争法案強行採決策動が強まる九月三日以降の国会審議に対する連続闘争への参加を呼びかけた。参加者全体で確認し、最後のシュプレヒコールを国会エリア、日比谷エリア、全国の仲間たちとともに繰り返した。(Y)

8.30 
2万5千人が集会・デモ

違憲の戦争法制通すな


扇町公園が埋めつくされた

 

 【大阪】大阪憲法会議・共同センター、戦争を許さない一〇〇〇人委員会、しないさせない戦争協力関西ネットワークが共同で準備し、一一四人の学者・文化人の呼びかけによる集会は八月三〇日、大阪市扇町公園で開かれ、二万五〇〇〇人の市民が参加した。  党派を超えた戦争法案反対のいわゆる「総掛かり」の取り組みは、大阪ではようやく実現した。集会が始まる直前、東京では国会前に一二万の人々が集まっているとの報告があった。参加者すべてが、「よく集まった」「扇町公園が満杯になったのは初めてだ」と口々に話していた。目の前の情勢が危機的で、何とかしなければという思いの現れだった。

若者たちの
イニシアチブ
集会は、SADL(民主主義と平和を守る有志)とシールズ・関西(自由と民主主義のための学生緊急行動・関西)の若者によって進められた。
木戸衛一さん(大阪大学教授・ドイツ政治)と二人の大阪大学大学院の学生がスピーチした後、民主党(辻元衆議院議員)、共産党(辰巳参議院議員)、社民党(又市参議院議員)があいさつ。「ナチスをまねている安倍政治から自由・平和・民主主義を取り戻そう」(木戸)。
「日本政府は戦争責任を果たしていないにもかかわらず、再び若者を戦争に駆り立てようとしている」(阪大院生)。「法案が通れば、私たちは再び加害者になることをも考えなければいけない。こんな社会を変えよう」(阪大院生)。「安倍総理に最も嫌われている者の一人だと思うが、そのことを誇りに思っている。国会審議は、総理・防衛相・外相とも答弁不能状態で、審議すればするほど憲法違反が明確になり、米国の戦争下請け法案だということがはっきりしてきた」(辻元)、「女性や子どもがいなくても存立危機の認定ができると答弁し、法案提出理由がなくなった。後方支援では核兵器すら運べる。歯止めが全くないということも明らかになった」(辰巳)、「法律的には破綻している法案だ。敵対する国をつくるわけだから、日本の軍事基地や原発が狙われ、海外で活躍する日本のNGOも狙われるようになる。国民の命を粗末にする安倍政権を断じて許してはいけない」(又市)。
続いて米本あき子さん(創価学会員有志)がスピーチし、「公明党は理解が足りないと支援者にいうが、創価学会員はよく理解した上で、安保法案は違憲であり、廃案にするべきだと声を上げている」と述べた。

3コースに分か
れて市内デモ
このスピーチが終わり、集会に参加したよびかけ人が紹介されるとデモが出発し始めたが、満杯となった会場の人の集まりに動きは全く感じられなかった。
この後、竹林さん(落語家)、西林さん(大阪市小学校校長会長)、高木さん(日蓮宗僧侶)石田法子さん(大阪弁護士会元会長)の四人のよびかけ人及び大阪憲法会議・共同センター(梅田章二さん)と大阪一〇〇〇人委員会(山元一英さん)のアピールがあり、それぞれが憲法違反の法案の廃案を訴えた。そして集会宣言を採択して集会は終了した。デモは三つのコースに分かれて行われた。         (T・T)


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