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    かけはし2015.年9月21日号

辺野古新基地建設を今すぐやめろ


9.12

2万2000人で国会を包囲

工事再開強行を許さない

沖縄の闘いと連帯し戦争法案つぶそう



埋め立て承認
取り消し決断
九月一二日、「止めよう!辺野古埋立て 9・12国会包囲行動」(主催:実行委員会)が国会周辺で行われ、新基地作業再開強行糾弾!普天間基地即時閉鎖!辺野古新基地反対!戦争法案廃案!安倍政権打倒にむけた二万二〇〇〇人の国会ヒューマンチェーンを実現した。
沖縄防衛局は、同日早朝、名護市辺野古の新基地建設に向けた海上作業の再開を強行した。八月一〇日以降、政府と沖縄県との辺野古基地問題の集中協議中は、工事を中断していたが、沖縄県民の民意を無視し、居なおり的に再開を強行した。辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前の抗議行動、海上ではカヌー隊による作業船への抗議が取り組まれた。安倍政権の暴挙を許さず翁長雄志知事は、九月一四日にも辺野古沿岸の埋め立て承認取り消しを表明する方針だ。
闘争は、新たな段階に入った。翁長知事による辺野古埋立て「承認取り消し」「撤回」宣言に呼応して、「本土」でも辺野古埋め立て断念の闘いを強化していかなければならない。政府・与党は、戦争法案を一七日以降にも参議院強行採決に向けて策動を強めている。辺野古新基地反対闘争と戦争法案廃案の闘いを一体として闘っていこう。

沖縄の未来は
沖縄が決める
集会は野平晋作さん(ピースボート)の主催者あいさつから始まり、「今日の国会包囲を通して翁長知事による辺野古埋立て『承認取り消し』の決断を断固支持することを訴えていきたい。沖縄から見れば日本の民主主義は崩壊しているかもしれない。沖縄の民意は辺野古新基地反対であるにもかかわらず、政府は繰り返し無視しているからだ。安保法案を廃案にし、真の平和主義、民主主義をかちとっていこう」と強調した。
安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会・共同代表)は、「本日、沖縄防衛局がボーリング調査を再開した。抗議行動に対して海上保安庁機動隊が不当な弾圧を行なっている。民の声を聞かない政治家、官僚どもは民主主義を否定する輩だ。翁長知事は、政府との七回の協議でも『辺野古には絶対基地は作らせない』の立場は微動だに動かなかった。これが沖縄の心だ。政府は、『辺野古が唯一の解決策だ』と繰り返したが、まさに構造的沖縄差別だ。日本政府、自民党、公明党が差別するならば、私たちは非暴力徹底抗戦・不服従運動で辺野古新基地建設を絶対に止めていく。翁長知事、稲嶺名護市長をしっかり支えぬいていく。沖縄の未来は私たちが決める。戦争法案廃案、原発再稼働反対の闘いに勝利していこう。皆さん、安倍政権を打倒しよう」と発言した。
玉城義和さん(島ぐるみ会議・事務局長/沖縄県議会議員)は、「昨年、沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議を作り、安倍内閣にオスプレイ配備反対、辺野古新基地反対を訴えたが、まともに対応しなかった。そのうち諦めるだろうと考えているならば大きな間違いだ。ボーリング調査を一カ月中断したが、再開によって県民の怒りは大きくなる」と糾弾した。
さらに「スイスのジュネーブで開かれる国連人権理事会で、翁長雄志知事が辺野古新基地建設反対、『承認取り消し』について演説する。島ぐるみ会議が国際NGOの協力をえて実現した。訪米団も組織し、辺野古基地反対を訴えていく準備をしている。沖縄の問題が沖縄の課題として言われているかぎり、絶対に解決しない。もう一つの日本を作ることによって沖縄の課題は解決していく。安保法制反対の闘いと辺野古新基地反対の闘いは根源的に一つの闘いだ」とアピールした。

県民愚弄する
安倍政権打倒
糸数慶子参議院議員(沖縄社会大衆党委員長)は、「今朝、五時ごろ辺野古に行き、抗議行動に参加した。政府との辺野古基地問題の集中協議とはいったいなんだったのか。話し合いによって沖縄の民意を尊重するのではなく、辺野古基地建設が唯一だという安倍政権の対応は県民を愚弄している。しかも一カ月間の中断は、戦争法案を成立させるためのごまかしに使ったと考えざるをえない。私たちは、もうだまされない。辺野古の問題は、世界の人々にも伝えられる。翁長知事をスイス・ジュネーブに送り、沖縄の自己決定権をアピールする。辺野古新基地反対、戦争法案反対をかとっていこう」と訴えた。
続いて照屋寛徳衆議院議員(社民党)、赤嶺政賢衆議院議員(共産党)、玉城デニー衆議院議員(生活の党と山本太郎となかまたち)からも決意表明が行われた。
さらにリレートークが鎌田慧さん(ジャーナリスト)、内田雅敏さん(戦争をさせない一〇〇〇人委員会事務局長)、高田健さん(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)、福山真劫さん(フォーラム平和・人権・環境)、東京全労協、安保破棄中央実行委員会、「辺野古土砂搬出反対」全国連絡協議会、沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会、静岡・沖縄を語る会、専修大学辺野古ゼミ、シールズ琉球、横田基地訴訟原告団、ゆんたく高江から行われた。
最後に「辺野古に基地をつくるな!普天間基地を即時閉鎖しろ!」などのシュプレヒコールを国会周辺一帯に響かせ、怒りのヒューマンチェーンで包囲しぬいた。        (Y)

 

9.9 
戦争法案を廃案へ日比谷集会

豪雨をついて5500人


全力を結集して連日闘争へ


中央公聴会の
開催議決糾弾
 九月九日、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は、日比谷野外音楽堂で「戦争法案廃案!日比谷大集会」が行われ、五五〇〇人が参加した。
 自民、公明は、参院平和安全法制特別委員会(八日)で戦争法案強行採決にむけた「環境作り」と称して中央公聴会を一五日に開催することを提案し、野党は突然の提案に対して反対したが鴻池祥肇委員長(自民党)の職権で議決へと判断し、自民、公明、元気、次世代、改革が賛成し議決を強行した。すでに政府・与党は、一六日の参院平和安全法制特別委員会で採決強行で意志一致し、同日中に参院本会議に緊急上程し、可決、成立させようとしている。
 このような政府・与党の強引な手法によって、なにがなんでも戦争法案を強行成立させようとする暴挙を絶対に許さず、国会内外・全国が一体となって戦争法案廃案にむけた闘いの強化のために集会が行われた。
 台風による豪雨という天候だったが、集会は与党の中央公聴会開催議決強行を糾弾し、戦争法案を阻止するために怒りのシュプレヒコールから始まった。

公明党の役割
は犯罪的だ!
主催者あいさつが佐高信さん(呼びかけ人)から行われ、「平和の党」を看板にした公明党の戦争法案推進の役割を厳しく批判し、戦争法案廃案に向けて決意表明。
政党あいさつが民主党の枝野幸男幹事長、日本共産党の山下芳生書記局長、社民党の福島みずほ副党首、生活の党の玉城デニー幹事長から行われ、参院平和安全法制特別委員会での戦争法案の欠陥・矛盾だらけの実態を報告、抜き打ちの中央公聴会開催議決強行を批判した。
佐藤学さん(「安全保障関連法案に反対する学者の会」/東大名誉教授)は、「学者の会には学者・研究者が一万三七九六人、市民が二万九九一一人も賛同している。九月六日には、新宿の歩行者天国でSEALDsとともに一万人を超える人々が集まった。私もデモに参加したのは四〇年ぶりだ。戦争法案のために生きてきたわけではない。違憲の法案を合憲、後方支援の兵站は安全などという安倍首相は嘘つきだ。アベさまのNHKは、いつまでに法案が成立すると繰り返しいる。国会内外の協同で安倍退陣、戦争法案廃案にしよう。参院選挙にむけて賛成議員の落選運動を行おう」と呼びかけた。
前田哲男さん(軍事ジャーナリスト)は、「安倍政権は中国を仮想敵国とし、中国脅威を煽っている。中国と軍事対峙するための担保となるのが戦争法案だ。公明党は共同提案者だ。断じて許すことはできない」と糾弾した。
続いて、伊勢桃李さん(SEALDs)、山岸良太弁護士(日弁連)が発言。
最後に小田川義和さん(憲法共同センター)が明日からの国会前連続行動を提起した。デモに移り、国会請願コース、銀座コースに分かれて戦争法案反対を訴えた。      (Y)


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