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    かけはし2015.年12月14日号

親日・独裁を美化する歴史観


国家主義の暴走を止めろ

教科書国定化反対意志表明した人々と宣言文

 「朝日新聞」(11月15日付)によれば、韓国の労働組合や市民団体などが11月14日、パク・クネ政権が進める労働改革や歴史教科書の国定化に反対する集会をソウル市庁前広場で行った。参加者は主催者側によると13万人。この後、参加者たちは光化門広場に向かったが警察は放水や催涙液を発射して弾圧した。これに先立ち「ハンギョレ21」は10月23日現在までに、歴史教科書国定化に反対したり国定化教科書への執筆を拒否する意思を表明するなどの声明や意見書を発表した人々を紹介した。「かけはし」の紙面の都合上、個人名は割愛した。(「かけはし」編集部)

 今年、韓国史教科書の国定化反対署名は去る9月に始まった。10月23日午後6時現在まで反対署名を発表した学者、教師、学父母、学生、市民団体は百余に達する。ここに参加した個人の数を正確に数えることは大変だけれども、実名を出したケースを集めただけでも既に数万人に達する。これまでメディアや各ホームページで紹介された声明書と、その参加団体、個人を集めて整理した。この記録自体が歴史だ。(「ハンギョレ21」編集部)
9月2日 韓国史教科書国定化に反対する歴史教師たち(個人署名、1669学校3255人)、9月9日 韓国史教科書国定化に反対する歴史・歴史教育研究者宣言(カン・ギョンユンら1167人)、9月15日 韓国史教科書国定化に反対するトクソン女子大教授たち(40人、以下、個人名は略)、釜山大歴史教授たち(24人)

 わが国の歴史教師たちは、パク・クネ政府がOECD先進国のどこでも施行していない国定教科書制度に対する未練を捨て、世界化・多文化時代を生きていく民主市民を育てるのに適合した歴史教育の方向や実践方案をさまざまな教育主体たちと真剣に議論してくれることを心から要請する。(韓国史教科書国定に反対する現場歴史教師、9月2日)

 9月16日 大韓民国の今日と未来のために政府の韓国史教科書に反対する高麗大教授たち(160人)、9月17日 パク・クネ政府の韓国史教科書国定化の試図に反対するソウォン大教授たち(50人)

 国定化の論者たちが主張している親日・独裁を美化する歴史観は、既に国民の冷厳な審判を受けた。これらの人々が主張している歴史観を盛り込んだ教学社の高等学校「韓国史」は2014年の教科書市場で採択率0%台を記録した。鍾路でほっぺたを殴られて漢江に行って目を剥く(悪口を言われた場所では黙っていて余所に行って不平を言う、の意)の格好だと言えよう。(韓国史教科書国定に反対するトクソン女子大教授たちの宣言、9月15日)

 9月18日 韓国史教科書国定化に反対する成均館大教授、職員たち(34人)

 韓国史教科書国定化は決して歴史学分野だけの問題ではない。わが社会が苦労して積みあげてきた民主主義や憲法の価値の根幹を脅かし、品格をもって発展しなければならない大韓民国の未来を深く憂慮させる行為だ。我々は大韓民国の今日と未来のために、現政府が立派な業績と国民的支持の中で任期を終えることを待ちこがれている。(大韓民国の今日と未来のために韓国史教科書の国定化に反対する高麗大教授宣言、9月16日)

 9月21日 民主的価値の涵養と創意教育に逆らう韓国史教科書の国定化に反対する延世大教授たち(13人)、国史教科書の国定制に反対する法学研究者たち(107人)、9月22日 歴史教育に対する国家統制を強化する韓国史教科書国定化に反対する韓国教員大歴史教育科教授・学生たち(104人)、韓国史教科書国定化に反対する大田・忠南地域の教授たち(145人)

 政治権力と歴史は距離を維持しなければならない。王朝時代の権力者でさえ史官の記録に関与することはタブーだった。歴史は長く権力は短いということ、権力が介入すれば正しい歴史の叙述が不可能だということを、よく分かっていたからだ。自らの政治的見解と異なるという理由で学界多数の歴史解釈を敵対視し、権力にもたれて介入しようとしてはならない。また正常な民主社会の執権者であるならば、過去の歴史を解釈することに関与することよりは国民多数の幸福のために現実と未来を見通す正しい政策に邁進することが当然だ。(民主的価値の滋養と創意的教育に逆らう韓国史教科書に反対する。延世大教授声明、9月21日)

 9月23日 韓国史教科書国定化に反対する東国大教授たち(65人)、子どもたちの未来のために韓国史国定化にあくまで立ち向かう学父母たち(参加団体、真の教育のための学父母の会、平等教育実践のための学父母の会、1万5856人)

 政府は学生たちを単一の教科書で教えることによって学習量も減らして体系的に教える目的で韓国史教科書は国定化すると語る。だが我々学父母たちは分かっている。弁別力を競わせるためにテストは些細な部分まで出題せざるをえず、子どもらは枝葉末節までそらんじるほかはなく、多様な歴史解釈や流れに熟達するのではなく単純な暗記に埋没されざるをえないということを。また政権に対して批判的主張を繰り広げれば無条件に従北として責めたてる風土にあって、国定化を通じて歴史認識を画一化し、民主市民としての社会参加を封鎖しつつ政権の意向に適う「正統」教育をしていくということを、これまでの経験の中で、あまりにもよく分かっている。(真の教育のための全国学父母会など、9月23日)

 9月24日 韓国史教科書国定に反対する韓国外国語大教授たち(58人)、韓国史教科書国定化に反対するカトリック大教授たち(9月24日、45人)、10月1日
パク・クネ政府の韓国史教科書国定化の試図に反対する新羅大教授たち(8人、以下同)、韓国史教科書国定化に反対する予備歴史教師共同宣言(参加団体、全国歴史教育科学生会連席会議、江原大学歴史教育科学生会/慶北大学歴史教育科学生会/慶尚大学校歴史教育科学生会/高麗大学歴史教育科学生会/公州大学歴史教育科学生会/大邱カトリック大学歴史教育科学生会/東国大学歴史教育科学生会/釜山大学歴史教育科学生会/ソウル大学歴史教育科学生会/ソウォン大学歴史教育科学生会/新羅大学歴史教育科学生会/ウソク大学歴史教育科学生会/ウォングワン大学歴史教育科学生会/梨花女子大学社会教育科学生会(歴史教育専攻)/仁川大学歴史教育科学生会/全南大学歴史教育科学生会/全北大学歴史教育科学生会/総神大学歴史教育科学生会/忠北大学歴史教育科学生会/韓国教員大学歴史教育科学生会/ハンナム大学歴史教育科学生会/弘益大学歴史教育科学生会、(全国23大学師範大歴史教育科学生会)
教育部(省)は甚だしくは「大韓民国政府の樹立」という表現を「大韓民国樹立」へと変更する内容を盛り込んだ「2015年改正教育課程」を9月23日に告示した。これは1948年8月15日を政府の樹立ではなく建国日とみなすというもので、ニューライトのいわゆる「建国節」の主張を教育課程に反映したものだ。(韓国史教科書国定化に反対する予備歴史教師共同宣言、10月1日)

 10月2日 韓国史教科書国定化に反対する在外同胞(個人署名1405人、参加団体NAKA、米州希望連帯、インディアナポリス・セウォル号を忘れない人々の会、国を心配するアルバタの人々、韓(朝鮮)半島中立化統一協議会LA支会、6・15海外側米国委員会/ハム・ソッコン思想研究会/ストアス韓人教会/シアル財団、Korean American Citizens Academy, Sewol Worlduise Network(ドイツ)、ニューヨーク民主連合、トゥルコッ教育、Korean American Forum of California、国を愛する会(ブラジル)、セウォル号を覚えているバンクーバーの人々(カナダ)、LA人が生きている世の中、あする開く人々、セウォル号を覚えているトロントの人々(カナダ)、わが文化分かち合いの会/LA時局会議/アトランタ3人の会/シカゴ・トハム教会/北カ州3人の会)、10月5日 韓国史教科書国定化に反対する木浦大教授たち(47人)、韓国史教科書国定化に反対する慶煕大教授たち(116人)、韓国史教科書に反対する仁荷大教授たち(90人)

 21世紀にさしかかり民主主義は成長しており、社会は多様になっている。創造性は社会を発展させる主要な動力とみなされている。現政府が自らの目標として創造的経済を掲げた理由も違いはないだろう。国定教科書は、このような韓国社会の発展の方向に反する時代錯誤的試みだ。画一化された教科書で自由な思考や現実的な発想が出てくるのは難しい。国定教科書の発行は韓国社会を再び1970年代の維新時代に回帰させようとする試図だ。我々は、その試図に反対する。(韓国史教科書国定化に反対する慶煕大教授宣言、10月5日)

 10月6日 韓国史教科書国定化に反対する米州同胞(参加団体 民族みんなが生きる運動米州支部、LA興士団、LA国学院、ククソンド米州本部、LA民主連合、正しい歴史・正義連帯、アクション・フォア・ワンコリア、民族のルーツ(LA)、ハム・ソッコン記念事業会(LA)、米州ウソン・パク・ヨンマン記念事業会(LA)、白凡キム・グ記念事業会(LA)、チャン・ジュンハ記念事業会(LA)、人の生きる世の中シカゴ、人の生きる世の中のためのシアトルの会、United Neighbors, Mentos Taekwondo Academy、われらの声、オール思想研究所、明日を開く人びとLA、?南北民間交流協議会LA支部、NK Vision 2020、韓半島中立化統一協議会LA支部、ハム・ソッコン思想研究会、韓半島平和統一フォーラム、韓半島中立化統一運動本部、韓半島中立化統一運動LA支部、正しい韓人社会キャンペーン運動本部、韓半島平和協定促求協議会、アリラン平和農場推進協議会、民族思想研究会、韓民族統一作家の会)、韓国史教科書国定化に反対する漢陽大教授たち(52人)、春川教育大学教授協議会、10月7日 韓国史教科書国定化反対慶南道民の会(60団体)、10月10日 韓国史教科書の国定化の試図に反対する忠北大教授たち(60人)、10月11日 韓国史教科書国定化に反対する慶尚大教授たち(67人)、高等学校韓国史教科書執筆者協議会(高校韓国史検定教科書8種のうち7種の教科書執筆者全体53人が加入した機構)、歴史教育研究会、歴史教育学会、ウンジン史学会、韓国歴史教育学会

 歴史を国定教科書で教える国は北韓(北朝鮮)、モンゴルと幾つかのイスラム諸国だけだ。甚だしくは日本・安倍政権の歴史歪曲を批判しながら、我々が日本でも採択していない国定教科書体制に回帰するのであれば、極めて愚かで、かつ矛盾した状況を迎えることになるだろう。われらが青年たちを、21世紀を先導する人材として育てなければならない時に、時代を逆行して検定体制を国定体制に逆戻りさせようとするこの政権の意図は、そもそも何なのか。(韓国史教科書の国定化の試図に反対する忠北大教授たちの声明書、10月10日)

 10月12日 韓国史歴史教科書国定化阻止ネットワーク(474団体)、世宗参与自治市民連帯(8団体)、済州市民社会労働団体連帯、韓国史教科書国定化反対公衆歴史教師たち、韓国史教科書国定化糾弾ならびに撤回要求歴史学徒たち(個人署名1991人、参加団体、江陵原州大学史学科学生会など全国40の歴史関連学科学生会、全国歴史教育科学生会連席会議(全国23大学師範大歴史教育科学生会)、延世大学大学院韓国史学生、韓国外国語大学一般大学学院史学科在学生、韓国外国語大学一般大学院歴史教育科在学生(3大学院生単位)、韓国キリスト教会協議会)、10月13日 全教組金海初等支会、昌原大史学科学生会、韓国キリスト教長老会総会教会と社会委員会、10月14日 市民社会団体連帯会議(参与団体、緑の交通運動、緑連合、民主言論市民連合、生態の地平、女性環境連帯、障害牛権益問題研究所、参与連帯、韓国YMCA全国連盟、韓国女性労働者会、韓国女性団体連合、韓国女性民友会、韓国女性の電話、韓国青年連合(KYC)、韓国透明性機構、共に歩む市民行動、環境運動連合、環境正義興士団)、全北市民社会団体会議、民主主義光州行動(準)、ソウル女大教授たち(62人)、国定韓国史教科書執筆を拒否する梨花女子大学歴史学関連教授たち(9人)、韓国史国定教科書制作に参加しない延世大史学科教授たち(13人)、韓国史国定教科書制作参加に反対する高麗大歴史系列教授たち(22人)、慶煕大史学科教授たち(9人)、全北地域初・中・高校教師たち(個人署名226人)、高麗大総学生会、高麗大一般大学院総学生会、光州・全南文化芸術人・専門家・知識人たち(405人)、10月15日 韓国歴史研究会、韓国近代史学会、韓国史国定教科書執筆拒否宣言に参加する釜山大歴史教授たち(24人)、国定歴史教科書執筆への参加を拒否する檀国大歴史専攻教授たち(16人)、国史教科書国定化反対ならびに国定教科書制作参加を拒否する全南大歴史教授たち(19人)、国定教科書制作への参加を拒否するソウル市立大・成均館大・中央大・韓国外国語大教授たち(29人)、大田大歴史文化学科学生会、歴史と教会を愛する平凡なキリスト教1945人、10月16日 日本市民団体(参加団体、子どもらに渡すな! 危険な教科書大阪の会、北九州教科書ネットワーク、子どもに「戦争を肯定する教科書」を渡さない市民の会(愛知)、教科書問題を考える市民ネット・ワーク・広島、愛媛教科書裁判を支持する会、教科書ネット熊本、日本軍「慰安婦」問題関西ネットワーク、教科書問題を考える北摂市民ネットワーク、サポートユニオン with you、東大阪で教育を考える会、教科書問題を考える枚方市民の会、「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット、守口で教育を考える会、許すな「日の丸・君が代」強制、止めろ!安倍政権の改憲・教育破壊全国ネットワーク、日本軍「慰安婦」問題を考える名古屋の会、外国人差別を許さないエルクラノの会、「ヒノキミ全国ネット首都圏」、過去と現在を考えるネットワーク北海道、「ノーモア・北京」名古屋の会、日本軍「慰安婦」問題解決広島ネットワーク、河原井さん根津氏さんらの「君が代」解雇をさせない会、銘心会・南京、ピース大阪の危機を考える連絡会、南京大虐殺60年大阪実行委員会、東北アジア情報センター(広島)、リブインピース9+25)、民主主義国民行動、国定教科書に反対する漢南大歴史系列学科教授たち(9人)、良い教師運動キリスト教歴史教師の会(63人)、良い教師運動キリスト教歴史教師の会(63人)、漢南大師範学部/高麗大政経学部/延世大社会科学学部/ソウル大社会学部学生会、全国22師範大学学生会、全国教育大学生連合、韓教育大総学生会、首都圏師範大学生ネットワーク

 学界、教育界、市民社会があれほどに強く反対してきたにもかかわらず、政府・与党は韓国史教科書の国定化を強行しました。これは学問や教育という眼目ではなく、ただただ政治的計算だけを優先させた措置であるだけに、社会や教育に及ぼす副作用は大きいでしょう。40年前、維新政権が断行した教科書国定化の古い記憶が2015年の韓国の現実において再現されている姿を見つつ、惨たんたる思いを禁じえません。(延世大史学科教授、10月14日)

 10月17日 良くない韓国史教科書国定化に反対する釜山地域中・高校生たち(個人署名104人)、10月18日 国定韓国史教科書の発行に反対する誠信女大教授たち(42人)、国定教科書反対と執筆など制作への参加を拒否するソウル地域教授たち(71人)

 現在のパク・クネ大統領の父であるパク・チョンヒ大統領の時に初めて国史教科書が国定化されたといいます。その当時の教科書を見ると「民族中興の歴史的使命を達成する政治、社会風土を形成しようとして憲法を改正し、10月維新を達成」した、と5・16クーデターを美化する内容が出てきます。パク・クネ大統領は「バランスの取れた」歴史教科書だと読み「独裁美化」の歴史教科書を使おうと言います。我々は「タプチョンノ」(答えは決められており、君は答えさえすればいい)教科書で受験したくありません! 我々は答えが決められている歴史の代わりに、さまざまな歴史を選択する権利があって当然です。(良くない韓国史教科書国定化反対・釜山地域青少年宣言文、10月17日)

 10月19日 忠北宗教労働市民社会団体、ソウル大国史学科大学院生・講師たち、時代錯誤的・反民族的国定歴史教科書の執筆を拒否する京仁地域教授たち(27人)、韓国史教科書国定化に反対する西江大教授たち(89人)、国定教科書への執筆参加を拒否する大邱・慶北地域9大学の歴史教授たち(40人)、韓国史教科書国定化の撤回を要求する中央大教授たち(111人)、大田大とモグォン大、ソンモン大・漢南大など大田・忠南地域歴史関連学科教授たち(27人)、全国歴史教師の会(参加団体、江原歴史教師の会、京畿南部歴史教師の会、京畿北部歴史教師の会、慶南歴史教師の会、慶北歴史教師の会、光州歴史教師の会、大邱歴史教師の会、釜山歴史教師の会、ソウル歴史教師の会、世宗歴史教師の会、蔚山歴史教育の会、仁川歴史教師の会、全南歴史教師の会、全北歴史教師の会、済州歴史教師の会、忠南歴史教師の会、忠北歴史教師の会、ハンパッ歴史教師の会)大韓仏教青年会、韓国大学生仏教連合会、青少年教化連合会、「歴史教科書国定化」に反対する文人たち(1217人)

 事実を解釈し意見を述べ、異なる様々な考えと討論する自由を抑圧するな。教育を通じて我々が未来の世代に教えなければならないことがあるならば、それは私の意見が正しいと同じぐらいに君の意見も正しいのであり、それだから共に正しい道を歩むために、その様々な意見と長く付き合い比較する過程を経なければならない、という事実だ。覚えておけ、今あなた方が一方的に発表し拙速に強行している今日の一切のことどもは歴史的事実となってあなた方を待っている。アボジ(父)の過誤を消そうとする一念によって一国の歴史や教育を左右しようとする大統領と、それに便乗して自分たちの既得権を延長しようとする政治人たち、恥も良心もなく権力の提燈持ちとなった愚かな学者たちの話は、あなた方が無理やり縫合しようとする「国定教科書」の裏面で、長きにわたる醜聞として揺れ続けるだろう。桎梏の日々を経て成し遂げられた我々の歴史を、恥辱の中に落とすなかれ。(歴史教科書の国定化に反対する文人、10月19日)

 10月20日 江原地域教授たち(31人)、忠南大国史学科教授たち(4人)、韓国史国定教科書反対ならびに執筆を拒否する韓国中世史学会(54人)、高麗大など17大学総学生会、平和ナビネットワーク、若い作家たち(60人)

 国定歴史教科書は歴史教育の本質に違背します。望ましい歴史教育というのは、学生が様々な史料や方法論、批判的思考や様々な方面に開かれた歴史解釈の可能性に立脚しつつ、歴史の叙述が行きすぎた意味やその政治的・社会的・文化的脈絡を自ら深く理解できるように手助けすることです。政府が「正しい歴史観の確立」のために制作した単一の教科書を通じては歴史教育の目的を達成することはできません。(歴史教科書国定化に対するソウル大歴史関連学科教授たちの立場、10月22日)

 10月21日 歴史教科書国定化反対元老史学者(22人)、歴史教科書国定化決定の撤回を要求するソウル市立大人文学部教授(20人)、晋州地域歴史学専攻教授たち(14人)、済州大史学科教授たち(6人)、全北地域教授たち(109人)、延世大史学科大学院生たち、中央大史学科卒業生たち(個人署名207人)、清州大総学生会、10月22日 国定教科書の執筆を拒否する東国大史学・歴史教育科教授たち(8人)、国定教科書の執筆を拒否するソウル大学歴史学関連学科教授たち(36人)、10月23日 歴史教科書国定化に反対する「ハンギョレ21」記者・社員たち(「ハンギョレ21」第1084号、15年11月2日付)


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