もどる

    かけはし2016.年8月1日号

高江住民と共に闘おう!


7.23

辺野古実が400人で新宿デモ

全国で沖縄の闘いに呼応しよう

 安倍自民党政権は、参院選の開票が終わったわずか一〇時間後の七月一一日から、沖縄の東村高江のヘリパッド(オスプレイパッド)工事強行のための資材搬入を開始した。全国から五〇〇人もの機動隊を動員し、わずか一五〇人の人口しかない高江部落を制圧に乗り出したのだ。
 七月二二日早朝にはついに、座り込む住民を暴力的に排除して車両などで作ったバリケードを撤去し、六か所にヘリパッドを建設する工事を強行した。同じ二二日、政府は翁長沖縄県知事が辺野古新基地建設のための埋立て承認取り消し処分の撤回を行わないのは違法だとして、地方自治法に基づく違法確認を求める訴訟を福岡高裁那覇支部に提訴した(本紙沖縄からの報告参照)
 こうして安倍政権は、参院選で「島ぐるみ候補」の伊波洋一さんが現職閣僚の島尻安伊子候補に一〇万票以上の大差で圧勝したことの報復であるかのように、高江ヘリパッド工事強行、辺野古埋立て承認取り消し撤回訴訟、そして辺野古基地建設陸上部の再開という攻撃を露骨に進めているのである。この高江ヘリパッド工事再開にあたって五〇〇人の機動隊を「ヤマト」から動員するというやり方を、一八七九年の琉球処分が明治政府の軍事力によって強行されたことになぞらえる声も聞かれるほどだ。

高江現地から
生々しい報告
七月二三日、辺野古への基地建設を許さない実行委は、この高江ヘリパッド強行と、辺野古への新基地建設に向けた動きに抗議する集会を午後五時から新宿駅東口アルタ前で行った。高江ヘリパッド建設強行の暴挙が伝えられる中、都知事選の最中にもかかわらず四〇〇人の労働者・市民・学生が参加した。
集会ではまず、米国の正面作戦に呼応した、県知事への「違法確認訴訟」、高江ヘリパッドの建設、そして辺野古新基地建設の陸上部分再開への怒りが表明され、全国から五〇〇人、そして沖縄県警三〇〇人を動員した「高江への襲撃」に怒りが表明された。
続いて高江現地行動連絡会の仲村渠(なかんだかり)さんが現地の模様を電話で報告した。機動隊の暴力的排除による負傷をはじめリアルな状況が伝えられる。仲村渠さんはこの事態で、ヤマトに対する沖縄の「自立」を促す意識が広がっていくことを語りかけた。
続いてVAWW―RAC(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター、辺野古リレー、そして花輪伸一さん(沖縄環境ネットワーク)から、今回の政府への暴挙への怒りが語られた。
辺野古リレーの仲間は、初心に帰って家族や、親しい仲間にこの暴挙を語り、新しい仲間を増やし、一人でも多くの人が現地に出向くことの重要性を訴え、花輪伸一さんは、政府が「北部訓練場の返還によって基地負担が軽減する」と述べていることのウソを強調し、高江の集落が「オスプレイパッド」によって取り囲まれることの危険性を訴えた。最後にピースボートの野平晋さんから七月三一日の全国交流集会への案内を受けて新宿デモに出発した。
デモではヤンバルの豊かな自然を破壊する高江ヘリパッドへ建設や辺野古新基地建設への抗議が呼びかけられ、また新宿センタービル前では、同ビル内にある基地建設で儲ける大成建設本社に向けた怒りの声が響いた。       (K)


もどる

Back