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    かけはし2016.年10月3日号

憲法改悪許さない




9・19改憲許すな!戦争法廃止へ

五〇〇〇人で総がかり行動

共闘は崩させない!

 【大阪】おおさか総がかり集会は九月一九日、大阪市のうつぼ公園で五〇〇〇人を超える市民の参加で開かれた。心配されていた雨は集会前にほとんど止み、予定されていた日程をすべて終えることができた。戦争法廃止を求める一〇〇〇万人署名は、大阪では一七〇万人分が集まったとの報告があった。
集会は、長岡ゆりこさん(大阪憲法会議・共同センター)と垣沼陽輔さん(戦争させない一〇〇〇人委員会)の司会で始まった。

四野党からの
アピール受けて
はじめに、四野党の代表が登壇しスピーチがあった。
辻元清美衆議院議員(民進党)。「南スーダンへのPKO派遣は、兵士だけではなく一般人を殺してしまうかも知れないという分かれ道に直面している。この流れを運動の力で変えていくしかない。参議院選では、野党統一候補の一人区では無党派層は自民党に投票した割合より野党候補に入れた割合が多かった。これからも野党共闘を崩さないために頑張っていきたい。野党第一党がぐらぐらしているようではいけない」。
辰巳孝太郎参議院議員(日本共産党)。「憲法違反の戦争法のことは、お餅を食べれば忘れられるだろうと言われていたが、一年たっても運動は続いている。二月一九日には、戦争法廃止のみならず安倍政権打倒という画期的な四野党の共同宣言が出た。市民の支えがあれば、野党共闘はこれからも続いていく」。
渡辺義彦さん(生活の党・府幹事長)。「野党が一つにならない限り、この政治の流れは変えることができない。もっともっと推し進めていただきたい。参議院選の結果で見る限り、まだまだ内輪だけで頑張ろうという枠から出ていない。国民の政治をつくっていこう」。
服部良一元衆議院議員(社民党)。「『戦争法』違憲訴訟の第二次訴訟では、南スーダンへの自衛隊派遣差し止め訴訟をする。原告になってほしい!この秋の臨時国会でTTP批准の強行採決をしようとしているが、それは巨大資本のため日本を食い散らすことで、戦争にもつながる。民進党にはしっかりと、野党共闘のリーダーシップを取ってほしい」。

さまざまな分野
から連帯の発言
続いて、各分野からのスピーチが続いた。
安居裕子さん(安保関連法制に反対するママの会)。「二〇一五年六月からママの会大阪として活動してきた。平和について考え行動してきた一年だった。参議院選の結果には悔し涙を流したが、止まっていては子どもたちを守れない。これからは、子どもの未来を考えるママの会大阪として活動を広げていく」。
塩田潤さん(神戸大学大学院、関西市民連合)。「戦争法が通って一年、この法律は、民主主義的な手続きを無視してできたもので、その存在自体が許されない。安倍政権を倒すために、最も効果的なやり方は何か。個人の尊厳を守る一点であらゆる人々がつながる緩やかなネットワークをつくろう。安倍政権を倒しただけで、すべてが変わるわけではないが、倒さないと、格差や貧困問題、辺野古の問題、報道の自由や人権をめぐる状況が悪化するのは目に見えている。分裂している暇はない」。
新ヶ江章友さん(安保法制に反対する学者の会・大阪市立大学有志の会)。「安倍政治がこのまま続けば、自分らしく生きることができなくなる。マスメディアは、窒息寸前にまで追い詰められている。共謀罪法案が可決すれば、こんな集会もできなくなるかも。自分らしく生きる権利を奪おうとする政治家たちは、自分らしく生きることを拒否した人たちだ。そのような古い政治家たちの表面的なつながりはもろいものだと思う。彼らは、他人を信用することができず、力でしかつながることができない人たちだ。私たちは、卑怯な権力者たちには決して負けない」。
大湾宗則さん(元京都沖縄県人会会長)。「京丹後の最北端の宇川という集落に米軍Xバンドレーダー基地が二〇一四年一二月から運用開始している。ものすごい騒音・電磁波と米軍属による三二件の交通事故。朝鮮から発射される弾道ミサイルをキャッチし日本海のイージス艦が迎撃するというシステムだ。住民の安心安全のための約束は何一つ実現していない。宇川の人たちは、Xバンドレーダー基地の撤去をめざして粘り強く闘っている」。
最後に、集会宣言を採択し、難波まで約一時間半のデモに出発した。         (T・T)



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