かけはし重要記事

frame01b.html

もどる

新時代社発行---400円               かけはし2002.4.1号より

『日本共産党はどこへいく』

革命を放棄した資本主義的国民政党への道

 日本共産党は、日米安保体制に反対し、新自由主義的政策に反対し、天皇制に反対する最大の大衆的政治勢力であり続けてきた。日本における反資本主義左翼勢力の形成と、社会主義革命運動の大衆的再建は、日本共産党を支持してきた数十万、数百万の労働者人民と結びつくことなしに考えることはできない。しかし日本共産党は、「安保堅持論者との暫定政権構想」を打ち出した不破の「政権論」以来、右傾化のスピードを早め、二〇〇〇年九月に開かれた第二十二回大会では「革命政党」的な要素を一掃し資本主義の枠内で改良を推し進める国民政党への全面的転換をめざす方向へ、大きな一歩を踏み出した。
 第二次大戦後に形成された現代資本主義はその生命力を使い果しつつあり、これまで労働者人民が闘いとってきた改良の成果を奪い取る新自由主義を全面化させている。しかし日本共産党不破・志位指導部は、「資本主義の枠内」で改良を進めれば資本主義経済の新たな発展が可能になると主張し、すさまじい勢いでリストラを進める財界との協力が可能であるかのような反動的幻想をふりまいているのである。
 自民党政権の崩壊が近いと予測した共産党不破・志位指導部は、それに代わって形成されるだろうと思われていた民主党主導の連合政権に参画するために、「革命政党」的な要素を一掃しようとしてきた。しかし「総与党化状況と対決する『唯一の野党』から安保堅持論者との連立政権に参加する『責任政党』」への全面的右転換は、自ら争点をあいまいにすることにしかならず、各級議会選挙での一連の敗北をもたらした。この結果、第二十二回大会の規約改訂とセットで想定されていた綱領の全面的改訂は先送りされ、「現実的でない」として棚上げにしていた消費税率の三%への引き下げ要求を復活させるなど、独自色を打ち出すことに懸命になっている。
 日本共産党の右傾化の進行は、アメリカ帝国主義の推し進める「グローバル戦争」に参戦し「戦争ができる国家体制」の完成へと突き進む日本帝国主義と対決する闘いにとって、困難性を倍加させる。われわれは、共産党の右転落路線を厳しく批判しつつ、共同の闘いをあらゆる領域でさらに推し進めなければならない。その一助として、このパンフレットを発行する。
02年2月
 内容は以下の通り。 @日本共産党第二十二回大会決議・規約改訂案批判A不破哲三『レーニンと資本論』批判B日本共産党の第二次大戦論批判\「戦後50年国会決議」をめぐってC二〇〇一年参院選の結果と左派共産党員の課題。
 学習や討論の材料として、ぜひ活用してほしい。(機関紙誌編集委員会)


もどる

Back