| フランス大統領選(4月22日第1回投票) かけはし2007.4.2号 |
530人の推薦署名
欧州における反資本主義左翼の闘いの発展をめざし |
オリビエ・ブザンスノーは、LCRの大統領候補となるために必要な民主主義的姿勢を取った市町村長に心から感謝したい。この結果、彼は、幾百万人の賃金取得者ならびに富の不平等な配分の影響をこうむっているすべての人びとが置かれている状況を変革するために必要な、緊急の社会的措置を提案することができる。
彼は、五百三十人の推薦署名を集めるために、この二カ月間何千キロも駆けめぐって一万七千人以上の市町村長と面会したすべての同志たちに、暖かい感謝の気持ちを示している。オリビエ・ブザンスノーは三月十六日午後四時半に国民議会に集めた署名の最後のセットを提出する。
革命的共産主義者同盟(LCR)
解説
立候補には市町長500人の推薦が必要
四月二十二日投票のフランス大統領選の第一回投票が迫っている。大統領選立候補のためには五百人以上の市町村長や県会議員などからの推薦取りつけが必要(フランスの自治体の規模は小さく、村の大半は人口一千人以下。三万以上の自治体があるという)であるが、LCR(革命的共産主義者同盟、第四インターナショナル・フランス支部)の同志オリビエ・ブザンスノーは五百三十人の推薦を獲得し、前回に続いて立候補要件を満たすことができた。フランス大統領選の結果は、欧州情勢ならびに欧州レベルの反資本主義左翼のための闘いにとって大きな影響を与えることになるだろう。注目したい。上記の文章は三月十六日にLCRが発表したプレスリリースである。(本紙編集部)
投書
「2・11集会とデモ」に参加して思ったこと
神奈川・SM
貴族あれば賤民あり。天皇や皇族などの特権的身分は廃止する。一切の身分制度は廃止する。その上で、天皇制は非世襲制にして天皇は民衆(日本人と在日外国人)の中から民主的な直接選挙で選ぶようにする。多選は禁止する。天皇の名称は象徴などに変え、象徴に対する敬語などの使用も禁止する。天皇制は、このように全面的・民主的に改革するべきだ。「選挙は天皇元首化につながる」と言われても、ぼくの提案する非世襲制の天皇制は「天皇制であって天皇制ではない」のだから、天皇を選挙で選んでもいわゆる「天皇の元首化」にはつながらないはずだ。「天皇制の全面的・民主的改革」の方が「天皇制の打倒」より、内容はほとんど同じでも、民衆に受け入れられやすいのではないか。ぼくは、そう思っていた。
だが、2月11日(2007年)の「『天皇中心の美しい国』でいいのか? 2・11反『紀元節』集会とデモ」に参加して考えが変わった。
神の孫(神武天皇)が初代天皇に即位したとされる日(「日本書紀」に出て来る神話)を日本の建国の日として祝う非科学的で非民主的な紀元節(建国記念の日)に民主主義者が反対するのは当然のことだ。紀元節(建国記念の日)は、ヒロヒトが天皇制の延命のためにおこなった「人間宣言」にすら反するものだ。「主権在民」にも反するものだ。「日本の民主化」にも反するものだ。紀元節(建国記念の日)を肯定する者はナチスの戦犯と同罪だ。
それなのに、この国では紀元節(建国記念の日)に反対する非暴力のデモ隊に対して暴力右翼がすぐ近くで妨害することが公然と許されているのだ。戦争に反対しアメリカ大使館に抗議する非暴力のデモ隊はアメリカ大使館に近付くことすら出来ないのに、だ。これを見て、ぼくは怒りを感じずにはいられなかった。「天皇制の全面的・民主的改革」などいう生温いスローガンではダメだ。それに、「天皇制の全面的・民主的改革」などと言っても、何の反応も聞こえて来ないではないか。天皇制は打倒するしかない。ぼくは、そう思った。
非暴力のデモ隊に襲い掛かって来た暴力右翼と彼らを厳しく取り締まらない右翼警察の姿こそ天皇制の本質なのだ。暴力右翼と右翼警察は、この国の民主主義がニセモノであることを証明している。世界の民主主義者は、かつてのナチズムやアパルトヘイトに反対するなら天皇制にも反対するべきだ。「天皇制の打倒」のために団結して闘うべきだ。言論の自由が暴力右翼や右翼警察によって妨害される日本の体制を批判するべきだ。国連は日本を除名するべきだ。「天皇制の打倒」のために闘わない者に民主主義者をなのる資格はない。ぼくは、そう考える。
追伸。 天皇は支配階級(特権階級)の一員だ。天皇とブルジョアジーは「共同の支配階級」だ。ぼくは、そう考える。「天皇(天皇制)は支配階級の道具に過ぎない」というような間違った考えが「右翼ではないが、天皇制に甘い人びと」の中には存在するのではないだろうか。「戦争中の天皇制」と「戦後の天皇制」の違いは、オウム真理教とアレフの違いよりも小さいかも知れない。
2007年2月25日
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