| 2007けんり総行動 かけはし2007.9.24号 |
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国は国鉄解雇に責任をとれ、フィリピントヨタ、ニッサンは解雇を撤回せよ |
争議団が会社、
国の責任を追及
九月十二日、「働く権利 働く者の権利、人間としての権利」東京総行動が、2007けんり総行動実行委員会の主催で行われた。朝から昼間まで、横なぐりの激しい雨の中、ずぶぬれになりながらも、各争議会社、国の責任を追及する大衆行動を行った。
経営責任をとるまで権利行使はやめない!
職場と雇用確保を要求し、店舗売却益の持ち逃げを許さない(全統一労組光輪モータース分会)、第二回反トヨタグローバルキャンペーン。各地域、職場、家庭からトヨタへ抗議を(フィリピントヨタ労組を支援する会、全造船機械労組関東地協)。
「法令遵守」は多国籍企業の空念仏?
日産のフィリピンでの組合つぶしを許さない(フィリピントヨタ労組を支援する会、全造船機械労組関東地協)、住重は造船の賃金回復、昇格差別争議を解決せよ(全造船機械労組追浜浦賀分会)、NTT株主総会に四団体で共同行動(全労協全国一般東京労組NTT関東合同分会)、国鉄闘争は裁判闘争が最大の山場(国労闘争団全国連絡会議、鉄建公団訴訟原告団、鉄道運輸機構訴訟原告団)、厚顔無恥に開き直る昭和シェル石油「労基法四条違反判決」を認めず、遵法精神も皆無(全石油昭和シェル労組)。
労働力の商品化NO!使い捨てNO!
生活文化局私学部は、いまこそ行政処分を撤回し学園再建に協力せよ(全国一般千代田学園労組)、フジテレビ日枝久会長がまたも「八百長・やらせ」の違法株主総会(反リストラ産経労)、5・29東京地裁で全面勝利判決!「解雇は違法」「解雇権の濫用」と断定(丹羽良子さんの解雇撤回・全面謝罪・職場復帰を勝ち取る支援共闘会議)、二枚舌を使う朝日新聞社を許さない!朝日新聞労働裁判「第二ラウンド」終盤へ(全国一般労組東京南部ヘラルド朝日労組)。
「国鉄方式」による組合つぶしを許すな!
尋問でもウソを重ねる元千川中校長(東京都学校ユニオン田畑和子)、扶桑社が認めた「右より過ぎ」教科書、都教委は「最も適切」と居直る(東京都学校ユニオン増田郁子)、都教委は早川さんの健康を返せ!やましくなければ、堂々と答えろ!(全労協全国一般東京労組文京七中分会)、これからも会社の責任を追及して闘い続けます(全国一般神奈川・郡司支部)。
1047人解雇
問題を解決せよ
昼に全体が国交省前に集まり、国鉄1047人解雇撤回を求め、夕方には飯田橋のトヨタ本社にフィリピントヨタ解雇撤回を求めて行動を行った。
国交省前で、けんり総行動の主催者を代表して押田東京全労協議長が「国鉄分割・民営化から二十年経っている。今年こそ、解決の道筋をつけよう。臨時国会が開会した。秋の闘いで、貧困・格差社会をはねかえし、日本の社会をつくりかえていこう」と提起した。
続いて、鉄建公団訴訟原告団・酒井団長は「解雇撤回を求めて、何度も国交省に申し入れを行ってきた。9・15判決で不当労働行為があったことを認めた。しかし、国交省は国鉄分割・民営化の矛盾や失敗を追及されることを一番きらっている。われわれは勝利まで闘う」と決意表明した。
次に、郵政4・28処分で解雇された名古屋哲一さんが「二十八年ぶりに勝利し、原職復帰した。国労などにかけられた同じ攻撃だった。みなさんの支援があって、国の不当労働行為に勝利した。しかし、郵政当局はわれわれに合おうともしないし、謝罪もしない。わたしたちは筋を通して勝った。国鉄闘争も必ず勝てる。がんばろう」と連帯のあいさつをした。
最後に、1047人解雇撤回を求める11・30日比谷野音大集会への結集を誓い合い国交省に向けてシュプレヒコールをあげた。
トヨタ本社前で
争議解決の訴え
夕方、五時からトヨタ本社前にすべての部隊が集まり、本社前を埋め尽くした。諸隅東京全労協事務局長が「世界のトヨタと言われる世界的企業が労働者に対してはひどい労働条件と搾取を行っている。こんなことを許せるか」と主催者あいさつをした。
全世界でトヨタ
を追いつめる
フィリピントヨタを支援する会の早川事務局長が争議の経過報告をした。
「フィリピントヨタを全造船関東地協のひとつの支部として扱い闘ってきた。フィリピントヨタは二百三十三人の労働者を解雇した。フィリピンニッサンも百六十人の労働者を解雇した。両社とも最高裁で解雇無効の判決が出ても、命令に従おうとしない。九月九〜十日、名古屋駅前にあるトヨタタワー前で、宣伝行動、百人でデモを行った。人々の関心は高く注目された。そしてトヨタの工場前で、朝六時の出勤に合わせて、宣伝活動を行った。工場で働くほとんどの労働者がビラを受け取った。その理由は@非正規労働者が増えたA新しい組合がトヨタにつくられたB労務政策に疑問を抱く若者が増えている、と考えられる」。
「トヨタの不当な組合潰しをやめさせるために、キャンペーン活動を全国的に行っている。9・12を国際的キャンペーンデーとしており、ドイツで抗議行動が取り組まれている」。
ベル書記長が
解雇撤回を要求
次にこのキャンペーンのために来日しているフィリピントヨタ労組・ベル書記長は報告と支援を訴えた。
「自分は解雇されたひとりだ。フィリピントヨタが法律を守っていないことを知ってもらうためにやってきた。二〇〇一年、最高裁判決によって、正当な組合として認められた。しかし、会社は御用組合をつくって、組合つぶしを行っている。組合員の二十五人が刑事訴訟を起こされている。フィリピンの日本大使館に七十人で争議を終わらせるように仲介するように申し入れた。日本大使館は本国に伝えると回答した」。
「正当な組合として認めろ。解雇を撤回し、職場復帰を認めろ、労働者に正義を、国際連帯を」。
次に、フィリピンニッサンの仲間が「二十五人は二度にわたって不当な解雇を受け、支援者に逮捕者も出ている。日産は弾圧をやめろ」と訴えた。トヨタは偽装派遣や外国人研修生問題を起こしている。全統一の中島さんがこの問題について報告した。
「トヨタの下請けで、研修生として働いていたベトナム人六人が、七千万円の損害賠償を求めて起こした。十月三日に、本人尋問が行われる。三年間どんなひどい目にあったのかを証言する。最賃が守られない、パスポートや銀行預金は会社が管理をしている。少し待遇に不満を言えば、本国に帰れと強制された。トイレに時間がかかりすぎると罰金を科された。愛人になれなどとセクハラを受けた。こうした奴隷的な労働をやめさせよう」。
トヨタの関連会社の日野自動車に派遣されていた日研総業で組合をつくった仲間が「組合をつくって闘ったことにより、待遇改善された。トヨタに謝ってもらいたいというのが今の気持ちだ」と報告した。
光輪モーター
ス分会の闘い
全統一光輪モータース分会の仲間は「争議はいよいよ重大局面に入った。小売り店の不動産が差し押さえられる状況にある。会社がなくなるかどうかだ。売却益は十億円にのぼると言われている。裁判で組合が勝ち、支払い命令が出ても、二千六百万円を支払おうとしていない。七年前に、石上書記長が襲撃され重傷を負ったが、その犯人は逮捕されず、十一月十日に時効がせまっている。暴力によって、組合つぶしをやってきたことについてあくまで追及していきたい」と訴えた。この他、連帯のあいさつを国労闘争団の岩崎さんが行った。
トヨタ本社に交渉団を送りだし、「解雇撤回、組合つぶしをやめろ}とシュプレヒコールをあげ、一日行動を終えた。 (M)
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