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これは投稿ではありませんでしたが、重要な質問ですので質問と答えを掲載します。
質問を一つ。欧州などでは第4インターに連帯する人々が議会で活動されていますが、第4インターは議会での活動についてどのような方針をおもちなのでしょうか??トロツキズムと議会というのが私のイメージの中ではあまり結びつかないのですが…。
最近の日本共産党中央の方針にはいささか(時には大いに)疑問に思っています。日米安保問題、天皇制問題、「日の丸・君が代」問題などなど。最近の「右傾化」は「議会主義」がなせる業なのでしょうか?
「重要記事」の「共同行動の原則と「内ゲバ」主義について」の「意見の相違を暴力によって解決しない」は全く同感です。
ただ、「「意見の相違を暴力によって解決」しようとした行為を依然として正当化するグループに対して「共同行動の対象としない」という原則」は今日日本の置かれている戦争前夜の状況を考えると原則としては支持できますが、そうも言ってられない状況かな?とも感じます。
昨年の5・21の感動は忘れられません。宗教者も社会民主主義者もトロツキストも共産主義者も「戦争反対」で一致したことは日本の左翼運動にとって重要な出来事だったと思います。
質問への答え
第四インター系で現在国会に議席を有している国は、ヨーロッパ(デンマーク、ドイツ、フランス、イタリア、ポルトガル)にも、メキシコ、ブラジル、エクアドルがあります。とりわけブラジルではPT(労働者党)内の第四インター系の潮流に属するメンバーがブラジル南部のポルトアレグレという人口100万人以上の大都市で市長をつとめており住民参加型予算作成など、住民自治・草の根民主主義に基づいた貴重な「実験」を行っています。
トロツキズムと議会が結びつかない、というのは、トロツキズムを特殊な「世界革命宣伝集団」や「暴力革命」集団と見る偏見があるのではないでしょうか。ロシア・ボルシェビキが決して議会闘争を選挙を否定しなかったのと同様に、その最良の伝統を継承しようとしてきたトロツキズムも議会や選挙を決して否定するわけではありません。
革命情勢が存在しない中で、議会や選挙という場で、権力や資本の攻撃を暴露し、攻撃に歯止めをかけ、改良をかちとり、それを労働者人民の財産にしていくという闘いはきわめて重要なものです。社会や政治の変革を立法という場で打ち固めていくことの必要性は私たちも十分に理解しているつもりです。もちろん、「議会がすべて」ではないのであり、そうした議会での活動と大衆運動を結合していくことが決定的に必要なのですが。トロツキー自身の議会についての論文などは『トロツキー研究』18号「議会と革命」を参照してください(トロツキー研究所のホームページは、http://www2u.biglobe.ne.jp/~Trotsky/)。
残念ながら私たちは、力量の弱さと選挙制度のために独力で国政選挙を闘ったことはありませんが、共同で国政に挑戦しようという努力は続けています。
共産党の右傾化については、「議会主義」一般ではなく、あきらかに民主党を対象にした「政権構想」に根拠があるるものだと思います。その際、民主党が日米安保や天皇制を前提としている以上、政権与党になるためには民主党の政策と齟齬をきたすあらゆる重要政策を棚上げにしようとするものでしょう。「安心して国政を任せられる普通の国民政党」になる、というのが現在の党指導部の方針なのでしょう。この点では、昨年の共産党代表団の東南アジア訪問で、マレーシアのマハティール体制を称賛したことも、きわめて重要な転換だと私たちは考えています。
「内ゲバ」問題について。私たちは現に襲撃や殺人などのテロ行為を行い、しかもそれに口をつぐんだり、正当化したりする組織を「統一戦線」「共同行動」の対象にしないということは、ゆるがせにできない原則だと思います。内ゲバ主義を認めることは、共同行動や統一戦線を形成する基盤を瓦解させかねないからです。
異なった意見を言ったり、批判したりすれば、暴力で脅されるということになったら、人びとはその「共同行動」には参加できないでしょう。ねばり強く、内ゲバ行為への大衆的批判を行い、内ゲバ的テロリズムへの許容がどれだけ深刻な影響を運動に与えることになるかを、私たちは訴えつづけていきたいと思います。2000.3.31 新時代社 平井
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